カテゴリー別アーカイブ: 一ノ宮用水路

2016年4月 多摩市一ノ宮用水の水生生物調査(8回目)

多摩市内の農業用水路である一ノ宮用水は2008年から2014年にかけて生き物への配慮を取り入れた護岸工事を行いました。
私たちは、改修後の魚や水生生物が、改修前の生息状況と比較して自然が、どのような生態系を再構築しているのかを定期的、そして継続して調査しています

2016年4月10日
多摩市一ノ宮用水第8回目の水生生物調査の活動報告

今回で8回目となる調査は、前回調査2015年11月23日から、冬を越し、春を迎えた4月初旬の活動となりました。ちょうど一年前の4月に同条件で第5回目の生物調査を行っており、護岸工事後の生息状況を比較するうえで、意味のある活動となっています。

活動日時: 平成28年4月10日 午後1時から4時
天気: 晴れ 気温 20℃
参加: 一ノ宮用水調査チーム 13名
場所: 一ノ宮用水 定期 調査地点 4箇所 

調査方法: 区間、採集人数、時間を限定しガサガサによる採集後、生物種/固体数/体長等を計測。

調査の目的

  • 1)生息する水生生物相
  • 2) これまでに行われた水路改修が生き物と水路環境に与える影響,の把握

ガサガサ採集によって、 計 20 種類 1055 個体の生き物が採集されました。ドジョウ,カワリヌマエビ属,ギンブナ、 オイカワ, カワムツ,シオカラトンボのヤゴ,タモロコ, ヨコエビ類, カワニナ属、カワムツ, カマツカ, コオニヤンマ,コヤマトンボのヤゴが採集された.

周辺の風景と植物類

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多摩市水辺の楽校
多摩市民環境会議
多摩市環境政策課

多摩市一ノ宮用水の水生生物調査

2015年11月23日
多摩市一ノ宮用水第7回目の水生生物調査の活動報告

多摩市内の農業用水路である一ノ宮用水は2008年から2014年にかけて生き物への配慮を取り入れた護岸工事を行いました。
私たちは、改修後の魚や水生生物が、改修前の生息状況と比較して自然が、どのような生態系を再構築しているのかを定期的、そして継続して調査しています。

今回の調査は、前回調査2015年9月21日から、2か月を経過したタイミングで、平年のより若干、温かいと感じる気候ではありましたが、稲刈り後の田起こし作業の時期で、田んぼはやや、寂しい風景ではあります。

活動日時: 平成27年11月23日 午後1時から4時  天気 曇り 気温 13℃

参加: 一ノ宮用水調査チーム 15名

場所: 一ノ宮用水 定期 調査地点 4箇所 

調査方法: 区間、採集人数、時間を限定しガサガサによる採集後、生物種/固体数/体長等を計測。

水路改修後の 生息する水生生物相と、それらが水路環境に与える影響を定期的な観察調査会を継続して実施することで、この地区の生物多様性の状況を把握できれば、と考えております。

調査方法は東京農工大学非常勤講師 西田一也先生の指導で過去の調査と同一条件となる手順で行いました。結果は後日、作成される論文に反映されますが、
西田先生より仮の速報版「第7 回一ノ 宮用水生きもの調査速報」が寄稿されています。参照ください。
また、調査の概要は
「多摩市水辺の生き物調査の記録」ページに掲載しでおります。

ガサガサ採集によって、ギンブナ,ドジョウ,カワリヌマエビ属,オイカワ,シオカラトンボのヤゴ,タモロコ,カワニナ属,アメリカザリガニカマツカ,コオニヤンマ,コヤマトンボ,ホンサナエのヤゴ等、16種類1127個体の生き物が採集されました。

用水上流区間には前回までの調査で沈水植物コカナダモ(外来種)が繁茂していたが今回の観察では衰退傾向が見られ、同時に未同定ながらアイノコイトモ、エビモ、ホザキノフサモと思われる沈水植物を観察した。

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一ノ宮用水路 第6 回目 生き物調査

 

2015年9月21日
多摩市一ノ宮用水の水生生き物調査の活動報告

多摩市内の農業用水路である一ノ宮用水は2008年から2014年にかけて生き物への配慮を取り入れた護岸工事を行いました。
私たちは、改修後の魚や水生生物が、改修前の生息状況と比較して自然が、どのような生態系を再構築しているのかを定期的、そして継続して調査しています。
今回の調査は、前回、2015年春 4月の調査後、夏季を経過した稲刈り直前期のタイミングでの調査となりました。

活動日時: 平成27年9月21日 午後1時から4時  天気 晴れ 

参加: 一ノ宮用水調査チーム 15名

場所: 一ノ宮用水 定期 調査地点 4箇所 

調査方法: 区間、採集人数、時間を限定しガサガサによる採集後、生物種/固体数/体長等を計測。

これまでに行われた水路改修が生き物と水路環境に与える影響の調べ生息する水生生物相の把握を目的に、調査を行いました。
調査方法は東京農工大学非常勤講師 西田一也先生の指導で過去の調査と同一条件となる手順で行いました。結果は後日、作成される論文に反映されますが、西田先生より仮の速報版が寄稿されましたので当ホームページ「多摩市水辺の生き物調査の記録」に掲載しでおります。

実施結果
17 種類 1026 個体の生き物が採集されました。 クロダハゼ,サカマキガイは今回の調査で初めて確認された. 工事完了直後の 1 年前(2014 年 9 月)の調査と同程度に採集されており ,改修後の回復が安定していると考えられました。橋下 ではほとんど採集されず,夏季の利用は少ないことが窺えました. なお, コカナダモの生育が例年より 少なかった。魚類ではギンブナ、オイカワ、ドジョウ、タモロコ、水生昆虫底生動物などではカワリヌマエビ属、 コオニヤンマ、シオカラトンボのヤゴ、アメンボなどが多く採集されました。

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一ノ宮用水路 第5回目の生き物調査

 

2015年4月29日
多摩市一ノ宮用水の水生生き物調査の活動報告

 

多摩市内の農業用水路である一ノ宮用水は2008年から2014年にかけて生き物への配慮を取り入れた護岸工事を行いました。

私たちは、改修後の魚や水生生物が、改修前の生息状況と比較して自然が、どのような生態系を再構築しているのかを定期的、そして継続して調査しています。

今回の調査は、護岸工事後の2014年4月の第2回目から約1年を経過し、今回で5回目の調査となりました。(2013年11月に護岸工事前に1回目の調査を実施)

活動日時: 平成27年4月29日 午後1時から4時  天気 晴れ 気温 23度

参加: 一ノ宮用水調査チーム 16名

場所: 一ノ宮用水 定期 調査地点 4箇所 

調査方法: 区間、採集人数、時間を限定しガサガサによる採集後、生物種/固体数/体長等を計測。

これまでに行われた水路改修が生き物と水路環境に与える影響の調べ生息する水生生物相の把握を目的に、調査を行いました。

調査方法は東京農工大学非常勤講師 西田一也先生の指導で過去の調査と同一条件となる手順で行いました。

結果は後日、作成される論文に反映されますが、西田先生より仮の速報版が寄稿されましたので当ホームページ「多摩市水辺の生き物調査の記録」に掲載しでおります。リンクを参照、又はメニュー『多摩市の生物調査』ー>『多水辺の生き物調査記録』でごらんください。

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一ノ宮用水路 第4回目の生き物調査

一ノ宮用水路 第4回目の生き物調査を実施

一 ノ宮用水の真明寺北付近は平成26年1月~3月の期間に護岸工事を行いました。工事は水生生物が生息しやすい環境に配慮した工夫が盛り込まれました。今回 で4回目となる生き物調査は、工事前の調査から、ちょうど一年を経過した同時期であり改修工事によって、生息状況がどのように変わったのか、ある いは以前の状態に回復できているかを調べる重要なタイミングとなりました。

過去2回の調査で、すでに多くの種類と固体数が確認されており、生息状況は順調に戻りつつあると報告されていますが、今回は生息する魚類などが、橋下に造成した深みを良好な生息場所としつつあるかどうかの観察を主眼としました。

指導いただいている東京農工大学非常勤講師・ 農学博士 西田先生から『晩秋から初冬のこの時期では周りの区間で生き物が減少しているのに対して,橋の下では特にギンブナが増加しており,また大型の個体が採れている点から橋下の深みの効果を窺うことができました。』とコメントをいただきました。

また、先生の報告は『多摩市水辺の生き物調査の記録(西田レポート 2014年11月現在)』ページで、ご覧頂けます。

 

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橋の下に造成した深みがあります。小学生で参加してくれたたくま君、背景はすっかり刈り取られた田。9月27日の調査では、刈り取り前の稲穂が残っていた。

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調査終了で記念撮影、晩秋の夕暮れ時。

一ノ宮用水路 第3回目生き物調査

多摩市内  一ノ宮用水路 生き物調査

市内の西北部地区を流れる一ノ宮用水では、護岸の改修前、昨年11月16日に第1回目の生き物調査を行い、そして、第2回目として、今年の4月26日には改修後の生き物の状況を調査しました。今回の調査は9月27日、稲の刈り入れ時期のタイミングで行い、東京農工大学非常勤講師の西田一也先生の指導で調査しました。

また、今回はパルテノン多摩学芸員の仙仁さんが参加され当地の植生について視察と解説を頂きました。

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過去の調査と同質とするため、調査方法は事前の取り決めがあり、水生生物の採集の場所、区間、作業者の人数、採集時間など綿密な手順で進められましたが、この水路の主と思われる大型のコイの大暴れ、などハプニングもありました。勿論、採寸後直ちに放流しました。

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西田一也先生のコメント『ドジョウやギンブナなど水田地帯特有の生き物がたくさん採捕され、作業としては大変でしたが、水田や水路の生物生産力の高さを実感していただけるとても良い機会になったのではないかと思います。』調査結果は後日発表します。また、当サイトの「多摩市水辺の生き物調査の記録」ページにも反映される予定です。

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よみがえれ、大栗川を楽しむ会の会長で今回の調査の主催者、相田幸一は『水路が生き物にとって貴重な場所であることが証明されるような成果でした。定期的な調査の継続実施が大切なことも実、できました。』とコメントしました。

多摩市一ノ宮用水 生き物調査

みがえれ、大栗川を楽しむ会 多摩市一ノ宮用水 生き物調査

市内の西北部地区を流れる一ノ宮用水では、護岸の改修前の昨年11月16日に生き物調査が行われ、今回4月26日に改修後の生き物の状況を東京農工大学非常勤講師の西田一也先生の指導で調査しました。

午前9時30分ごろより行われた調査では、最初の区間は2面張りの岸に沿って植物のショウブが植えられ、魚類の隠れやすい部分が多かったせいかドジョウやエビなどが多く採集された。  

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2 番目の3月に改修が終わった部分では、田んぼ側の岸に沿って木杭が施されていたものの、川底には白い砕石がまかれて生き物のいにくそうな環境だったため か、それほど採集できなかったが、ちょうど用水と田んぼの水路が交わる地点で準絶滅危惧種のトウキョウダルマガエルが発見された。

採集された個体は、ドジョウ、シオカラトンボのヤゴ、トウキョウダルマガエル、カワニナ類、カワリヌマエビ属エビ類、アメリカザリガニ、シジミ類、ガムシ類など。量としてはエビ類やドジョウが多かった。

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西 田講師の談話。お陰さまで予定していた調査を行うことができました。魚類ではドジョウしかいませんでしたが、整備直後としてはとくに問題はないと思いま す。一方、準絶滅危惧種で低平地の水田に生息するトウキョウダルマガエルの幼体が見られるなど、水田地帯の生態系を感じることができました。
今日の結果は、今回の整備に対する感想とともにまとめさせていただきます。整備に関して少し述べさせていただきますと、やや全体的に直線的な印象はあるも のの、田んぼ側護岸を木杭とし、橋の下を越冬場として深くしていただけるなど、生き物への配慮は最大限していただけたと思います。とくに越冬場造成は全国 でもまだ例のない整備事例です。このような整備がよかったと評価できるよう今後もしっかりと調査を行っていきたいと思います。

改 修工事では水路をコンクリートで頑丈にするという従来の視点だけでなく、生育時期によって田んぼの中と用水路を行ったり来たりできるよう配慮するなど、生 き物にも配慮した設計を取り入れています。「大栗川を楽しむ会」と多摩市環境部環境政策課が調査を行い、(用水の管理を担当する)多摩市都市整備部下水道 課に提案して実現した試みです。